壊れた恋に 怯えてないで
満月さえも 欠けるものだよ
すべてのことが 満たされたなら
そいつはきっと 人生じゃない
そいつはきっと 人生じゃない…

痛み

恋の痛みなど、もう遠い昔に忘れてきたはずなのに…。
安倍晴明は、隣で酒を飲んでいる博雅の顔を盗み見た。
物憂げに月を見上げて、盃を口に運んでいる。

 どうしてこんなに愛しいのだろうか…。

晴明は切なくなって顔を伏せた。
その気配に気づいたのか、博雅がこちらを振り向く。

「どうした?晴明」

晴明は答えなかった。
答えない替わりに、晴明は博雅の名を呼んだ。

「なあ、博雅。今、お前の心には愛しいお方がおるか?」

何を言っているのか、自分でもよくわからない。
ただ、どうしても聞かないと気がおさまらなかった。

「ああ、おるとも」

即答した博雅に、一瞬息を止められた気分だった。

 なんということだ。

晴明は自身のうろたえぶりにそっと苦笑した。
頭の中に、妙に冷静な自分がいる。
その事実が可笑しかった。

「美しいお方か?」

晴明は博雅の方は見ずに、盃の中で揺れている月を見つめていた。

「ああ、美しい。あの輝く月や星よりも美しい方だ」

「ほぉ…」

晴明はそれ以上何も言えなかった。
いつもなら軽く出てくるからかいの言葉も、今は一つも思い浮かばない。

「お前にはおるのか?」

ふと、博雅が問い掛けてくる。

「……いや…おれにはおらぬよ…」

今、 自分は一体どんな顔をしているだろう。

「そう…か…」

博雅は愁いを帯びた瞳を庭へと向けた。

「おまえは、一体どんなお方を好きになるのだろうな…」

…おれには考えもつかぬよ、と博雅が笑う。

「おれは恋などしないさ…」

 これは自らにかけた呪。

 そう、これは恋じゃない。

 恋じゃない。

「おれは博雅が好きだぞ」

 友として…な。

そう、おれたちは友ではないか。
おれはただ、おまえと過ごせるこの時に感謝しよう。
口の端に笑みを乗せて、晴明が上目遣いに笑う。
博雅は顔を赤面させながら、

「こら、からかうなばか」

「ははは」

晴明は、声を立てて笑いながら
左目だけで泣いた。

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ちょっと泣けた自分がくやしい。
これがボス浅野の本気というやつですか。
エロなしで感動呼び起こしてるよ、どーしちゃったのさ。
な ん か マ ズ イ も ん で も 食 っ た ?
もう、こんな解説つけるのも悪い気がする(でもつける)
以下、書いた本人のヒーローインタビュー。

またしても、わけわからんものですまぬ。
ああああーーーーーこんな文、博晴じゃねー!論外だ!!って怒られそうだわ…。
やっぱり、ネタないのに書きだしては駄目ね…(泣)
この文の始めの方にあるのは、ギ●の歌の歌詞です。
それでなんか書けないかなーってつれづれに書き出したのが運の尽き…。
次は頑張るので、今回はごめんなさいっ(脱兎)

逃げなくていいから、もっとこういうの書いてくれ。